丸和通信

セルロースファイバー吹込み施工中

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工事部の稲見です。
桜川市の施工中の現場を紹介させていただきます。

今回はお施主様のご希望もあり、断熱材をセルロースファイバーに変更しました。
弊社ではエアパス工法が標準ですが、お施主様のご希望やご予算をよく聞きながら、
それに合ったご満足していただける提案しております。

冬暖かく、夏涼しい快適な空間なんて聞き飽きたかもしれませんが、
省エネ基準より高い性能の断熱材をきちんとした施工をすれば
冬暖かく、夏涼しいは当たり前です。
※お客様の生活スタイルによって断熱材の選び方は変わるかもしれません。
セルロースファイバーが他の断熱材と違う点は、
まずは素材です。
繊維系のものですと、グラスウール。ロックウールなどを思い浮かべます。
他にも発砲系のポリスチレンフォームやウレタンフォームなどがあり、
自然素材系では、セルロースファイバーや羊毛があります。

 

セルロースファイバーは新聞紙をリサイクルした材料を使用します。
他の断熱材に比べ密度が高く施工するため防音効果が期待できます。
また呼吸する断熱材の為、吸放出性が適度な湿度をもたらし、結露を防ぎます。

では現場の紹介させて頂きます。

マス目が印刷されたシートが内張りシートになります。
マスクと同じ材質の通気するシートですが、弛みもなくきれいに貼られていますね。
屋根、壁に隙間なくブローイングしていきます。

ブローイング完了後、気密は確保しながら湿気をコントロールできるタイベックスマートを張ります。
施工は完了しましたが、確かに防音効果は高いと思います。

断熱工事で約1週間かかりました。その間大工さんは外部作業をしていたため
これから室内の作業となります。
写真は天井石膏ボード下地の野ぶちを組んでいるところです。
大工さんの完了は10月中旬予定で建物の完成は11月中旬ごろとなります。
完成見学会も快く了承していただいておりますので、予定をしております。
またご紹介をさせていただきますので、楽しみにしててください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。